ジャガイモの栄養と健康効果

ジャガイモの栄養と健康効果

普段から特に馴染みの深い野菜となっているのがジャガイモです。おでんや煮物、揚げ物でも欠かせない存在ですが、ちゃんと健康効果もあるのです。



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ジャガイモの栄養と健康効果

ジャガイモのビタミン類


β-カロチンが含まれているジャガイモは、「とうや」、「ホッカイコガネ」などの品種です。「とうや」はキタアカリと共に、線虫、病気への抵抗性を高めるという目的で育成された品種となっています。


カルテノイドのひとつであり、強い抗酸化力をもつ成分となっているのがβ-カロチンです。植物に含まれているカロテノイドは、基本的に緑黄色野菜に多く含まれる「β-カロチン」と、トマトなどに含まれる「リコピン」に大きく別れます。人間を含む動物はこのカロテノイドを体内でつくることができずに摂取する必要があるのです。


β-カロチンは体内でビタミンAに変換されるのですが、必要な分だけを変換するという特性があり、ビタミンA特有の過剰症への心配もありません。


そしてジャガイモ全般としてビタミンCが意外とたくさん含まれています。その量についてはホウレンソウ、ミカンと同じレベルなのです。更に、ジャガイモに含まれるビタミンCは、でんぷんに守られているので加熱しても壊れにくいという大きな長所があるのです。


ビタミンCは、既に皆さんもご存知の成分だと思いますが、皮膚や血管の老化を抑制し、免疫力を高くする働きを持っている抗酸化ビタミンです。コラーゲン合成に作用して骨を丈夫にしたり、肌のハリを持たせるというような効果もあります。美肌効果としてのシミ予防、抗ストレス効果もあります。


ビタミンCは体内で小腸から吸収され肝臓に運ばれ、血液によって全身へゆきわたります。人間やサルなどは自分でビタミンCを合成できないので、食事などでビタミンCを摂取しなければなりません。また、殆どのビタミンCは加熱すると減少してしまいますが、ことジャガイモの場合は熱に強いのです。


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